首里森・真玉森 その3

(7)きやうのうちしぎやぢしきやだけの御いべ
(8)きやうの内のそのいたしきやの御いべ
(9)きやうのうちあがるいの御いべ
ここまでが京の内にあった御嶽である。京の内のたたずまいについては「京の内は城内の高台にあった。広さは300坪くらいの一角で、石垣に囲まれ、その南西と西に面した石垣は特に高く、内側から見て3〜4m、城外の南側から見れば20mほどもあった。西側の面には高い石の拱門を設け、その外側には突出した岩があった」(『沖縄文化の遺宝』)と記されている。
(10)きやうの内の前御庭首里御いべ
一般的に首里森と呼称される御嶽である。おもろ時代からのもので、古くは首里城域全体が聖域だった名残をとどめている。

10嶽のうち、唯一首里森だけが男子禁制ではない下の御庭にあった。

〔次回 7月14日|東御廻り〕

参考書籍:沖縄の拝所 沖縄の聖地

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