グンギン巡り

仏や菩薩が人びとを救うために姿をかえて、かり(権)に人間世界にあらわれることを「権現」という。かりの姿としてあらわれた神(化身)として崇めることが権現信仰である。権現のことを沖縄では「グンギン」(グンジン・ブンギンとも)という。

グンジンのあらわれた場所及びそれを祀ったところを聖地として人びとが尊崇し、祭神として熊野三神を祀ったところが多い。
農村地方では、霊石を権現として祀った例が多く、今日では霊石をビジュルと称するようになっているが、それ以前は「権現」とよんでいたようだ。

〔次回 9月22日|権現七社〕

参考書籍:沖縄の聖地

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