火もないのに香が燃えあがり、「我は熊野権現なり、衆生のご利益のためにあらわれたり、かの女は国家の守護弁財天である」という神のお告げがあったという。
本殿の背後は岩かげにも見える小さな洞くつがあり、末社として権現堂、弁財天堂がある。なお、王府時代は「天久山権現」とよばれていたようだ。
隣接する聖現寺は、通称「天久の寺」ともよばれ、沖縄で初めてキリスト教の伝道活動をしたフランス人宣教師のフォルカードが滞在していたことでもよく知られている。
周年を通して参拝に訪れる人の姿が見られる。
〔次回 11月10日|姑射山権現〕
天久山権現 その2
参考書籍:沖縄の聖地
カテゴリー: 沖縄のパワースポット
タグ: 弁財天堂, 権現堂
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