南風原のハマサチヌティラ

浜崎の寺」という漢字をあてていることからも分かるように、勝連南風原集落の海岸近くにある。

切石を積みあげて壁面として、セメント塗りの屋根をかぶせた堂々とした石づくりの祠、手入れのゆきとどいた前庭を有し、拝所然とした趣を感じさせる。

拝所は石はしらによって二つに仕切られており、むかって右側が「イナグシー」(女シー)、左側が「イキガシー」(男シー)とよばれており、それぞれに二基ずつウコールが配されている。内部には、普天間権現のクサイ(対をなすもの)といわれている複数の石体(ビジュル)がまつられている。

〔次回 1月19日|南風原のハマサチヌティラ その2〕

参考書籍:沖縄の聖地

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