マドゥトゥシビー

自分の干支とその年の正月最初の同じ干支の日(旧暦)を「ウマリビー」(生まれ日)として厄を払い、健康を祈願するのが「マドゥトゥシビー」。

正月2日から13日までの間には十二支すべての干支が回ってくる。沖縄のカレンダーであれば例外なくその日の干支が掲載されているので確認できる。

その日は火の神、仏だん(祖霊)に赤ウブク、酒などをそなえ、線香を焚きあげて生まれ日にあたる家族の名を告げて、一年間何事もなく過ごせるように厄を払い、健康を祈願する。

なお、祈願は本人がするのではなく、家族のほかの者にやってもらうとする地域もある。マドゥトゥシビーは、家族に同じ干支の者がいない限り、人数分だけ祈願を行うことになる。

〔次回 9月14日|ウフトゥシビー〕

参考書籍:家庭でつくる 沖縄行事料理とふるまい料理 沖縄祝い事便利帳 絵でみる 御願365日

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