本島の北部地方を中心に見られる行事で、南部地方や宮古・八重山地方ではほとんど見られない。
この日を折目の一つとして祈願し、正月の終わりとして正月飾りをかたづけるところが多い。
仏だんに「ンムニー」とよばれる水炊きしたいもを練ったものや豚の足を煮たものにウサチ(大根やきゅうりの酢のもの)を添えておそなえし、正月の終了を告げ、家族の健康と豊作を祈願する。
ソーグヮッチグヮーの行事もじょじょに衰退し、ことばだけが残っている地域も多くなってしまったようだ。別称を「十日四日」(トッカユッカー)あるいは「童正月」(ワラビソーグヮッチ)ともいう。
〔次回 10月26日|ジュールクニチー〕
ソーグヮッチグヮー
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