ジュウハチヤ(十八夜拝み)

門中祭祀として営まれる行事の一つで、すべての家庭で見られるものではない。門中の守護仏として観音像を祀った宗家に出向き、一族の繁栄と家族の健康、子どもの加護を願い、月が昇るのを見はからって観音拝みをする。

旧暦の1月・5月・9月の18日に「十八夜拝み」と称して各地の観音堂を巡拝する人も見られる。
本島の中・南部には、病弱な子どもや子年生まれの子どもの守護仏として信仰され、上記の月の18日に観音堂巡りをする。
なお、観音堂巡りの際には、ウブク、マンジュウ、果物の盛り合わせなどをおそなえするのが一般的である。

〔次回 11月16日|「ハチカソーグヮッチ」(二十日正月)〕

参考書籍:家庭でつくる 沖縄行事料理とふるまい料理 沖縄祝い事便利帳 絵でみる 御願365日

カテゴリー: 沖縄の年中行事 |

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