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スーコーのしきたり その1 グソージン
死装束のことを一般的には「グソージン」というが、「トゥビイショウ」あるいは「カンバニギン」、「シルイチョウ」と呼称する地域もある。 グソージンは白い色がほとんどで、奇数枚(3、5、7)でなければならないとする考え方があり、5枚、7枚というのが一番多かったとされている。 また、襟元にさす縫い針に通す糸も黒い糸と白い糸を使い分ける地域もあった。縫い針をさすのは、あの世で針と水を交歓するためだとされている。 死後の世界は現世とは基本的には何ら変わらないとする考え方があるが、イチミ(現世)とグソー(来世 … 続きを読む