タグ別アーカイブ: 久米至聖廟

沖縄の合格祈願

合格祈願に詣でるところといえば全国的に見れば「天満宮」ということになろうか。すぐれた学者であったところから、後になって学問の神さまとして信仰されるようになった菅原道真と特にかかわりが深いとされる「太宰府天満宮」、「北野天満宮」、「大阪天満宮」、「防府天満宮」は合格祈願のメッカといえよう。 沖縄には天満宮はないが、古くから受験生が合格祈願に訪れていたのは久米至聖廟内にある「大成殿」である。 復帰以後は、本土式習俗の定着も見られるようになったが、合格祈願もその一つといえよう。高校・大学受験をひかえた … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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久米至聖廟

財神や商売繁昌の神としても信仰されてきた「関帝」を祀っているのが、那覇市若狭にある「久米至聖廟」(孔子廟とも)である。 首里・那覇あたりでは「ジングトゥ」(金銭にまつわること)であれば、いつでも「関帝」を拝んだといわれるほど、商売人はもとより一般市民も「商売の神あるいは金銭の神」として信仰を寄せていたようだ。 国を守り民を助ける道教の神を祀った天尊廟内には正面に本尊として道教の最高の雷神とされる「天尊」、右の壇に「関帝」、左の壇には水を治める神でもある「龍王」が祀られている。 関帝は、中国の三国 … 続きを読む

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商売繁昌祈願

本土では、年の初めに福徳を願って七福神を巡拝する「七福神参り」という習俗がある。沖縄にはこのような習俗はないのだが、商売繁昌を祈願する伝統的な拝所がある。その代表格が「武神・財神」として民間でも信仰されてきた「関帝」を祀った「久米至聖廟」であろう。 また七福神のうち、沖縄でも古くからなじみの深かった「弁財天」を祀った「弁財天堂」も人びとが信仰を寄せてきた拝所の一つである。 ミトゥクルヌカミ(三所の神)として一般家庭で信仰されてきたとされる「福禄寿」は、那覇あたりでは「子ウェーキ、銭ウェーキ、命ウ … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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