タグ別アーカイブ: 子授け祈願

津覇のティラ

前回同様に中城村内にあるパワースポットである。 津覇集落の畑中にあるセメントづくりの大ぶりな祠が「クヮッナシビジュル」として拝まれている「津覇のティラ」だ。 祠の中に祀られている霊石4体(割れて5体に見えるが)は「火の神」・「水の神」・「海の幸の神」・「子孫繁栄の神」だとされているが、なかの一体が「クヮッナシビジュル」だといわれている。 その昔から、子のない夫婦がクヮッナシビジュルのかたわらで一夜を過ごせば子が授かると言い伝えられている。今でも全島各地から「子授け祈願」のために訪れているようだが … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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南風原のハマサチヌテラ

切石の壁面にセメントづくりの屋根をかぶせた堂々の石づくりの祠、手入れの行き届いた前庭があり、いかにも拝所といった趣きを見せてくれる。 祠は石の柱によって二つに仕切られており、向かって右側が「女シー」(イナグシー)、左側が「男シー」(イキガシー)とよばれており、それぞれに二基のウコールが安置されている。祈願するときは、はじめに女シーを拝し、ついで男シーを拝むのが古くからの習わしとなっている。 祠の中には普天間権現のクサイ(対を成すもの)とされている複数の霊石(ビジュル)が祀られている。そのためであ … 続きを読む

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古宇利のハマンシウタキ

古宇利島(今帰仁村)に伝わる人間の起源に関する神話と結びついているのが古宇利島のナナウタキ(七御嶽)の一つでもある「ハマンシウタキ」である。 ハマンシウタキは洞くつが拝所となったところだが、その中に祀られている複数の霊石のうちの一体が「子を授ける霊力」が宿っているとして信仰され、各地より「子授け祈願」に訪れている。 橋によって本島と結ばれたことも手伝って、以前に増して「子授け祈願」に訪れる人が多くなったという。 ナナウタキの一つに数えられる大切な聖地でもあり、旧暦の4月と9月の「タキの御願」では … 続きを読む

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与那のクヮッナシガマ

新与那トンネル(国頭村与那)を辺戸岬方面にむけて脱け出た直の左側海岸沿いになだれ落ちるようにせり出した山すその岩かげに、小さなコンクリートづくりの祠が建っている。小さな祠である。 その祠の中にウコールが安置されている。 海に浮かんでいた霊石をビジュルとして祀ったと伝えられているが、その霊石もいつの間にか消失してしまったらしい。霊石がなくとも霊験あらたかであることには変わりはないようで、遠方より「子授け祈願」に訪れる人が散見されるパワースポットとなっているようだ。 なお、旧暦4月のアブシバレーには … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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