タグ別アーカイブ: 御願解ち

津覇のティラ

津覇集落(中城村)では、子が生まれると「ヤンネー」(ヤシネー、養い)の神として信仰されている。 縁起では、「海に浮かんでいた霊石を権現として宮をつくり祀ったのが始まり」だとされている。 以来、人びとの信仰を集め、現在でも旧暦の正月2日の「初ウクシ」、9月9日の「十二支廻り」、12月24日の「御願解ち」には住民による拝みがおこなわれている。 なお、津覇村には補陀落僧の建てた「糸蒲寺」があったことでも知られている。補陀落とは、南インドの海岸にあって、観音の住む霊地とされる伝説の山のことである。 〔次 … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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屋敷の御願

屋敷の御願をいとなむときの方法や時期は、地域によって若干の違いがある。 まず時期だが、本島地方では旧暦の2月と8月の彼岸入り前後の年2回とする地域が多く、そのほかには、同じく旧暦の12月24日にいとなまれる「ヒヌカンの上天の拝み」や「御願解ち」の際にもおこなうところもある。 宮古地方では、旧暦の正月初めにおこなわれる「願立て」と12月の「願解き」の際に屋敷の御願をいとなむ。 八重山地方では、旧暦の2月と12月におこなう。その他には、糸満のように年5回おこなう地域もある。 以上は、毎年決められた屋 … 続きを読む

参考書籍:琉球風水 福を招く家づくり墓づくり 絵でみる 御願365日 三山とグスク

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