タグ別アーカイブ: 沖山権現

沖山権現

那覇港の海中に光り輝くものがあり、よくよく見るとその光は枯木より発せられていた。報告を受けた時の国王は、枯木は霊木であり、岩礁にお宮を建造してご神体としておまつりした。これが創建にまつわる縁起と伝えられている。 航海する者はすべて、沖宮(沖山権現のこと)を参拝してから出港したとされている。創建された当初は沖山権現と呼称されていた。 祭神は、天受久米龍宮王御神、天龍大御神、天久臣乙女王御かみと琉球八社時代の権現三神。 琉球八社の一つとして知られているが、創建年代は不明とされている。 〔次回 10月 … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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権現七社

尚貞王(第2尚氏王統11代、1669~1709年)、摂政の羽地朝秀、護国寺の住持(長)であった頼昌法の三人のトリオによって、1671年に権現七社の成立を見ている。 (1)波上山権現(波上宮―護国寺、那覇市若狭) (2)安里八幡宮(八幡宮―神徳寺  〃 安里) (3)沖山権現 (沖宮 ―臨海寺  〃 奥武山) (4)天久山権現(天久宮―聖現寺  〃 天久) (5)姑射山権現(識名宮―神応寺  〃 識名) (6)大慶山権現(末吉宮―万寿寺  〃 首里末吉) (7)普天満山権現(普天満宮―神宮寺、宜野 … 続きを読む

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沖宮

琉球八社の一つとしてよく知られているのが那覇市奥武山にある沖山権現こと「沖宮」である。 創建時の祭神は霊木だとされ、国家平穏・五穀豊穣・航海安全・船霊神(船の守護神)として国王をはじめ庶民に尊崇された。航海する者はすべて沖宮を参拝してから出港したとされている。 安里八幡宮の境内にあった時代、本殿は国宝に指定されていたが、戦災によって消失し、1975年に現在地に再建された。 現在、境内の敷地内に末社として住吉神社、弁財天宮、権現堂、祖霊舎などがある。家内安全・健康祈願・商売繁昌祈願に訪れる人はふだ … 続きを読む

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