タグ別アーカイブ: 観音堂

宮城のウクヮンニン その1

 地元では通称「カミヤーグヮー」あるいは「観音堂」と呼ばれ、宮城区民の守護神が祀られているのが「宮城のウクヮンニン」である。内部のむかって左側が「火の神」、右側が「ウクヮンニン」を拝むところとされている。  与那城の宮城集落の高台に位置する公民館入口に「宮城御殿」の銘の刻まれた鳥居が建ち、その奥に赤がわら屋根の美しい拝殿がある。  ウクヮンニンには、もともと観音像が飾られていたというのだが、盗難にあい現在その像はない。  旧暦の1月18日の「十八夜拝み」には集落住民も参加する「ウクヮンニン拝み」 … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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観音堂 その1

生きている人びとを迷いから解き放ち、救うことを本願とする観世音菩薩に対する信仰を「観音信仰」という。 人びとを救済するためにさまざまな姿にかわるために聖観世音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・子安観音などの名で呼ばれている。 1645年以降、ときの国王・尚賢による観音堂参詣が毎年実施されるようになり、18世紀になると、農村地域でも観音堂や権現社へお参りするようになったとされている。 首里や那覇あたりでは聖観音・千手観音・子安観音・楊柳観音のいずれかの観音像(カニグトゥチ)を神棚に安置して信仰して … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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