与久田のソーチヌテラ

小規模とはいえ、見た目には完全に鍾乳洞である。ただ入口にセメントづくりの鳥居があるせいなのか道路沿いの入口付近に「宗地御宮入口」の石碑がある。
鳥居をくぐった先に、洞くつ(鍾乳洞)に下り降りる階段があり、わきにウコール一基が置かれている。ウコールのわきには祭だんらしきものが設置されており、一般の参詣者はここで拝んでいるのであろう。

洞内の真正面にやや発達した鍾乳石があり、ご神体となっているようだ。旧暦の9月には「テラムヌメー」(寺参り)が集落の人びとによって営まれている。
近年、パワースポットブームにのって訪れる人も多くなったという。

〔次回 10月14日|兼箇段のビジュル〕

参考書籍:沖縄の聖地

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