波上宮

古くは「波上山権現」とよばれ、厄除け・安産・家内安全・病気平癒(びょうきへいゆ)として信仰されてきたのが那覇市若狭にある「波上宮」である。
創建年代は不明とされているが、察度王代(1368年〜)に薩摩から来島した来重上人が波上宮の別当寺として護国寺を開いたとされていることから推察しても、古い歴史を持つことが理解されよう。

現在は「ナンミン」の名で県民に親しまれ、県を代表する神社の一つとして参拝者も多い。
無病息災はもとより商売繁昌などの諸願成就のために訪れる人が一年中見られるが、受験シーズンともなると、合格祈願のために参拝する若い人の姿が目立つようになる。 なお、近年の傾向として初宮詣でや七・五・三に参拝する人も多くなったようだ。

〔次回 3月31日|沖宮〕

参考書籍:沖縄の聖地

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