沖宮

琉球八社の一つとしてよく知られているのが那覇市奥武山にある沖山権現こと「沖宮」である。
創建時の祭神は霊木だとされ、国家平穏・五穀豊穣・航海安全・船霊神(船の守護神)として国王をはじめ庶民に尊崇された。航海する者はすべて沖宮を参拝してから出港したとされている。
安里八幡宮の境内にあった時代、本殿は国宝に指定されていたが、戦災によって消失し、1975年に現在地に再建された。

現在、境内の敷地内に末社として住吉神社、弁財天宮、権現堂、祖霊舎などがある。家内安全・健康祈願・商売繁昌祈願に訪れる人はふだんに見られるが、受験シーズンになると合格祈願のための参拝者が多くなる。

〔次回 4月7日|護国神社〕

参考書籍:沖縄の聖地

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