観音堂の創建にまつわる伝承として、薩摩に人質とされていた尚豊公(後の8代尚豊王ー1621~40年)の身を案じた父の尚久公の発願により建立されたと伝えられている。
尚豊公が無事に帰国を果たしたので、1618年に萬歳嶺の中腹に観音堂を建立し、その南に慈眼院を建てたとされている。1645年から国王の参詣が始まったといわれている。
守り本尊は千手観音・虚空蔵菩薩・普賢菩薩・勢至菩薩で、家内安全や旅御願、健康祈願に訪れる人が周年見られる。また、子・丑・寅・辰・巳・午年生まれの守り本尊としても信仰され、首里12カ所巡りの際には必ず巡拝されているようだ。
〔次回 8月11日|鏡水のミーヌシン その1〕
首里観音堂 その2
参考書籍:沖縄の聖地
カテゴリー: 沖縄のパワースポット
タグ: 首里観音堂
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