もともとは正観音を本尊とし、ビンズルを脇侍(本尊のわきにひかえる仏像)とする観音堂であったとされているが、いつの間にかそのことが忘れ去られ、ビズル(ビジュル)を安置したガマとみなされるようになったという。
一時期とは出征兵士の武運長久を願う拝所という性格を強めたとされている。鏡水集落では、旧暦の3月4日の「ヌヌヌウグヮン」(布の御願)に婦人たちがそろってミーヌシンを拝んで子孫繁栄を祈願し、神アシビをする伝統行事を今に伝えている。
現在は、子授け、子育てや安産祈願の霊地として各地より参拝に訪れる人が多く見られる。
〔次回 8月25日|伊是名の観音堂〕
鏡水のミーヌシン その2
参考書籍:沖縄の聖地
カテゴリー: 沖縄のパワースポット
タグ: ヌヌヌウグヮン
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