那覇港の海中に光り輝くものがあり、よくよく見るとその光は枯木より発せられていた。報告を受けた時の国王は、枯木は霊木であり、岩礁にお宮を建造してご神体としておまつりした。これが創建にまつわる縁起と伝えられている。
航海する者はすべて、沖宮(沖山権現のこと)を参拝してから出港したとされている。創建された当初は沖山権現と呼称されていた。
祭神は、天受久米龍宮王御神、天龍大御神、天久臣乙女王御かみと琉球八社時代の権現三神。
琉球八社の一つとして知られているが、創建年代は不明とされている。
〔次回 10月27日|天久山権現〕
沖山権現
参考書籍:沖縄の聖地
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