正月飾りをした火の神・仏壇に新年のあいさつをし、神々やご先祖の加護に対する感謝と、今年一年の家族の健康と子孫繁栄を祈る。その後に、家族それぞれが願いを叶えてくださるように祈願する。
なお、「正月飾り」には次のような意味があると伝えられている。
ウカリーと美称される三枚の色紙は、「赤」は健康、「白」は運勢、「黄」は黄金をあらわし、迎える年が健康で良運に恵まれ、金持ちになれるようにという願いが込められているとされている。
色紙にのせる「炭」は家の繁栄、「昆布」は祝賀、「だいだい」は子孫繁栄の象徴とされている。いずれも縁起の良いものである。
また、正月の縁起ものである「若水」・「若木」は生命の再生復活を象徴し、若返りの霊力をもつと信じられている。
〔次回 8月3日|ソーグヮッチ(元旦) その3 ミジナディ〕
ソーグヮッチ(元旦) その2
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