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マブヤーウー、ニンニク

「マブヤーウー」とは幼児の着物につける魔よけの一つである。「マブヤーゲーシ」あるいは「マブイウシー」とよぶ地域もある。 産衣から3~4歳ころまでの着物の後襟下、背縫いの上の方につけてたらす。地域性も見られ、色糸を合わせてたばね、その先端を房のようにたらす、あるいは2~3㎝の正三角形の赤糸で着物の背に縫いつけたところもあったようだ。 ニンニクが邪気を祓うとするのは沖縄だけの風習ではない。その強烈な香気が悪霊どもを近寄らせないと考えられたようだ。 便所にニンニクをさげて魔よけとするのは全島的に見られ … 続きを読む

参考書籍:沖縄の魔よけとまじない

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