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天つぎあまつぎの御嶽 その2

『中山世鑑』には、アマミクのつくった聖地の一つ「玉城アマツヅ」と見えている。 アマツヅは、アマンツー(アマミキョ、アマンチュー)の転訛ともいい、天次(てんつぎ)の対句であり空高くそびえる頂上の意味に理解されるという。また、雨粒(あまつづ)の命名から連想されるからであろうか、雨乞いの霊場としてもよく知られている。 王府時代には正月の「御願立て」、9月の「麦初種子(ムギハチダニ)、ミヤ種子」の祭祀には大勢頭部(おおせとべ)や勢頭(せと)を遣わし、1年おきの4月の稲ミシキョマには當職(あたいしょく)を … 続きを読む

参考書籍:沖縄の拝所 沖縄の聖地

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