タグ別アーカイブ: 真壁のティラ

真壁のティラ その2

セメントづくりのお宮(真壁宮)は、戦いに破れ自刃したとされる按司(真壁グスクの)の無念の思いを鎮めるために建立されたと伝えられている。 伝えられるところでは、按司の飼っている白馬をめぐってついには争いとなり、戦いに敗北した按司は、クバムイ(古波森)で自刃したという。 真壁グスクは三つの曲輪からなる連郭式のグスクで、グスクの機能的なものを持っている典型的な形を備えているとされている。 グスク周辺の石垣は、野面積みと切石積みが併用されており、上部の破壊はかなりすすんでいるものの、昔日の面影を今に伝え … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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真壁のティラ その1

三山時代のグスクの一つで、白馬伝説で有名な真壁グスク(糸満市真壁)の縄張内にやや大ぶりなセメントづくりのお宮が建っている。 旧暦9月9日の「ティラムヌメー」(ティラ参り)には、南部各地から多くの参拝者が訪れる「真壁のティラ」である。 真壁村の首里大屋子(真壁按司の子孫)がコバ森のなかで人の形をした石を含め四つの石が地中からあらわれ、空中を飛ぶのを目撃した。大和の旅に出る際に加護を願ったところ、霊験あらたかというところから厨子をつくり権現として祀ったのが始まりだという伝承が残されている。 現在でも … 続きを読む

参考書籍:沖縄の聖地

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