タグ別アーカイブ: 首里十二支巡り
首里十二支巡り その3
十二支の守り本尊をまつっている四つの寺院は以下の通り 1.慈眼院(首里観音堂) 家内安全・健康祈願などに訪れる人が一年を通して見られる。慈眼院は正式な山号である。 子・丑・虎・辰・巳・午年生まれの人 2.西来院(達磨寺) 病気回復を祈願する人が多いのだが、子宝や安産を願って参拝する人も多い。 卯・戌・亥生まれの人 3.安国寺 五大明王の中心となる不動明王を守り本尊としている。病気や障害を克服する人の励みとなると信じられている。 4.盛光寺 真言密教の教主である大日如来を守り本尊として … 続きを読む
参考書籍:沖縄の聖地
首里十二支巡り その2
干支と守り本尊の関係を見ていく。 子…千手観音 丑・虎…虚空蔵菩薩 辰・巳…普賢菩薩 午…勢至菩薩 卯…文殊菩薩 戌・亥…阿弥陀如来 酉…不動明王 未・申…大日如来 本土でも「十二支霊場めぐり」として、自分の生まれ年の配当されている仏さまをまつっている霊場を巡拝して、健康を祈願する習俗がある。 よく知られているのが「武州寄居十二支守り本尊霊場」(埼玉県)、「会津十二支本尊巡り」(福島県)、「三河十二支霊場」(愛知県)、「洛陽十二支妙見めぐり」(京都府)などである。近年、十二支霊場めぐりと合わ … 続きを読む
参考書籍:沖縄の聖地
首里十二支巡り その1
首里にある四カ所の寺院にまつられている十二支の守り本尊を巡拝することを「首里十二支巡り」あるいは「首里十二カ所巡り」とよんでいる。 守り本尊というのは、それぞれの生まれ年によって配当されている干支によって自分の身を守ってくれる「守護仏」が決まっているとして信仰することをさしている。 首里在の四つの寺院とは「慈眼院」(首里観音堂)、「西来院」(達磨寺)、「安国寺」、「盛光寺」である。 〔次回 6月1日|首里十二支巡り その2〕
参考書籍:沖縄の聖地