タグ別アーカイブ: フガニガマ

安須森散策 その3 聖地アフリ

黄金洞(フガニガマ)の拝所のあるシノクセ(宜野久瀬嶽)に接続する岩山が、もう一つの聖地とも称される「アフリ嶽」のあるアフリである。 頂部の岩が折り重なるあたりを地元では「ウネガラシ」とよび、拝所がアフリ嶽の御嶽である。 『琉球国由来記』に記された「アオイの御嶽」のことで、神名は「カンナカナノ音イベ」という。 『琉球国由来記』には次のようなことが記されている。 昔君真物が出現するときには、今帰仁間切のアフリハナ(今帰仁村在のスチムナ御嶽)に冷傘が立ち、そしてコバウノ嶽(今帰仁村在のクボウの御嶽)に … 続きを読む

参考書籍:沖縄の拝所 沖縄の聖地

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安須森散策 その2 拝所点描

安須盛り入口に左右が遂になるように設けられた拝所を分けて、目前の急峻な傾斜をよじのぼるようにすすみ、頂部にむかう。四連の岩山の南端に位置するのが、地元でシノクセとよばれる宜野久瀬嶽である。 急峻な斜面をよじのぼるように歩をすすめると、幹と幹をつないだロープが頂部にむかって延びているのが見えてくる。参詣者の道標の役目を果たしているわけだ。 ロープをたぐり寄せるように、不安定な足元を確かめるようにすすむと、林立した樹木がまばらになり、頭上をおおっていた緑の天井をつき抜け、陽光のふりそそぐ大岩の袂に立 … 続きを読む

参考書籍:沖縄の拝所 沖縄の聖地

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