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ヒヌカン・トートーメー前での儀礼
ナー(庭)での儀礼が終ると、祖母は赤ちゃんを抱いたまま台所にまわり、ヒヌカンに命名の報告をおこなう。 そのとき、祝いのためにたきあげた産飯をイビラー(しゃもじ)で3回かきまぜながら「ミーミーミー」と唱える。唱えることばの「ミーミーミー」は福をさずけるまじないだと信じられている。 ヒヌカンへの報告を済ませると、赤ちゃんを仏間で寝かせる。寝た赤ちゃんの上にカニやバッタをはわせる。 トートーメーには酒とウバギーをお供えし、線香をあげて祖先の霊に無事に生まれたことへの感謝のことばをささげ、ワラビナーを報 … 続きを読む