観音堂 その1

生きている人びとを迷いから解き放ち、救うことを本願とする観世音菩薩に対する信仰を「観音信仰」という。
人びとを救済するためにさまざまな姿にかわるために聖観世音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・子安観音などの名で呼ばれている。

1645年以降、ときの国王・尚賢による観音堂参詣が毎年実施されるようになり、18世紀になると、農村地域でも観音堂や権現社へお参りするようになったとされている。

首里や那覇あたりでは聖観音・千手観音・子安観音・楊柳観音のいずれかの観音像(カニグトゥチ)を神棚に安置して信仰していたようだ。

参考書籍:沖縄の聖地

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