第17回 九星図にみる吉方位と凶方位

方位の基本である東・西・南・北の4方位に東南・南西・西北・北東の4すみとまん中を加えて九つの区画に分けたのが「九方位」である。
その九方位に色の名まえをつけたのが、運勢暦などでよく目にする方位吉凶盤の「九星図」である。色は一白から九紫までで、それだから星とは全く関係がないともいえる。

九星は毎年、毎月、毎日と、ある決まった順序で各方位へと移動する。従って年方位の吉凶は「年盤」で、月方位の吉凶に「月盤」で、日方位の吉凶は「日盤」でみることになる。
自分の生まれ星は(九星)は、九星早見表で確認することができる。生まれ星がどの位置(方位吉凶盤)にあるかによって、その年の方位の吉凶が分かる仕組みとなっている。

ユタが方位、方角を占うときに、暦や方位吉凶盤を利用して判断しているとは限らないが、ハンジを出すとき「霊感」に加えてこの方位吉凶盤も参考にしている場合もあるようだ。

〔次回 1月9日|第18回 日えらび〕

参考書籍:

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