首里森・真玉森 その2

三平等(みひら)のあむしられが司っていたと伝わる首里城の10御嶽(拝所)。

(1)赤田御紋あがるい嶽押明け森御いべ 
御内原(ウーチバル)への入口の一つである美福門の手前にあった。
(2)御内原のみもの内のかわるめの御いべ 
黄金御殿の後方にあった。
(3)御内原のまもの内うちあがりの御いべ 
城内のもっとも奥まった寝廟殿の手前にあった。
(4)寄内のみやがもりの御いべ
(5)寄内のかみぢやなみやてらの御いべ 
寄内(よせうち)は右掖門のことを「寄内御門」ということから、この近くにあったのではと推察されているが、現在のところ確かな所在は不明。
(6)真玉城の玉のみやの御いべ 
この御嶽は真玉森と呼称(おもろさうしの巻1)され、首里森と並んで首里城の中心的聖地であったことが知られている。ただ、その所在については京の内とされているもののどれであるかは不明とされている。

参考書籍:沖縄の拝所 沖縄の聖地

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