久志の観音堂 その2

ハチウガミの外に、旧暦の9月18日の観音堂の祭りの際には、生後1年目までの子どもたちの健康を願い、ノロや神女たちが「ウムイ」を唱えていたようだ。しかし、最後のノロが亡くなった1983年以降は、その伝統的な祭りも中止となり、「ウムイ」を唱える人もいなくなったという。 現在でも、旧暦の1月18日と9月18日には久志集落を中心に祭祀が営まれ、過去1年間に誕生した子が生まれた家では、健やかな成長を願う「子育て祈願」をおこなっている。また近年になって合格祈願に訪れる人の姿も見られるようになったという。 な … 続きを読む

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久志の観音堂 その1

今次大戦で破損をまぬがれた本島で唯一の石彫石像がまつられているのが、名護市久志集落の東はずれの台地にチャーギの柱と赤がわらのお堂で知られる久志の観音堂である。 1688年、豊見城王子と久志親方の両総地頭が観音石像を奉安したのがはじまりだとされている。間切時代には、観音堂祭りをノロが主宰し、間切地頭も参加しておこなわれたと記録されている。 1月のハチウガミ(初拝み)では、30年ほど前まで主婦が観音堂の前に集まり飯食をともにしながら歓談する風景も見られたという。 〔次回 5月26日|久志の観音堂 そ … 続きを読む

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観音堂 その2

・聖観世音…ふつう観音といえば聖観世音をさす。もろもろの観音の根本をなし、王冠をかぶり左手に蓮華を持つ。 ・千手観音…出産及び平穏を司る。像のかたちはいろいろ。 ・子安観音…安産と幼児の成長を見守る。赤ちゃんを抱いた像。床の間の掛け軸としてはもっとも人気があった。 ・十一面観音…怒りと争いの世界からの救済。頭の上に九つの面がある。 ・楊柳観音…慈悲深く、人びとの願いをやさしく聞き届けてくれる。右手にヤナギの枝をもつ。

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観音堂 その1

生きている人びとを迷いから解き放ち、救うことを本願とする観世音菩薩に対する信仰を「観音信仰」という。 人びとを救済するためにさまざまな姿にかわるために聖観世音・千手観音・馬頭観音・十一面観音・子安観音などの名で呼ばれている。 1645年以降、ときの国王・尚賢による観音堂参詣が毎年実施されるようになり、18世紀になると、農村地域でも観音堂や権現社へお参りするようになったとされている。 首里や那覇あたりでは聖観音・千手観音・子安観音・楊柳観音のいずれかの観音像(カニグトゥチ)を神棚に安置して信仰して … 続きを読む

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その他の合格祈願スポット その3

・地元で「スムンジャーウタキ」とよばれているのが宮古島市西里にある「住屋御嶽」。祭神にちなむ伝説から「根間の里御嶽」として人びとに崇拝される一方で、学問の神さまとしても参拝され、受験シーズンともなると合格祈願者が急増する。 ・名蔵湾をとり囲むような観音崎の丘陵地に、松や福木の古木が生い茂る中に赤がわらの屋根の観音堂が建つ。石垣市新垣富崎にある「富崎観音」である。 初詣には多くの参拝者でにぎわうのは例年のことだが、受験シーズンインとともに若者の参拝者が目につくようになる。合格祈願のメッカとしてすっ … 続きを読む

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その他の合格祈願スポット その2

・集落(名護市久志)の東はずれの台地にチャーギの柱に赤がわらをのせたお堂がある。久志観音堂である。 お堂の中には、地元で「ティラヌタンメー」と呼称され親しまれている観音石像が安置されている。観音石像は戦災をまぬかれた本島で唯一の石彫としてもよく知られている。 生後一年目までの子どもたちの健康を祈って観音を祭っていたことが神女の唱える「ウムイ」の中にもうかがえる。最近は合格祈願のために詣でる人が増えてきたという。 ・神社の案内板に「ツノジ御嶽」と記されているのが宮古島下地にある「下地神社」だ。 祭 … 続きを読む

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その他の合格祈願スポット その1

・中城村伊舎堂に所在する「沖縄成田山福泉寺」は初詣のスポットとしても認知度が高いが、受験シーズン突入と同時に、親子で詣でる姿が目立つようになる。なお、交通安全祈願でもよく知られている。 ・16世紀に日秀上人によって創建されたと伝えられているのが、金武町金武に所在する「金武観音堂」である。 現在見られる観音堂は1939年に再建されたものだが、戦災をまぬがれて古い建築様式を今に伝える貴重な建造物でもある。合格祈願に訪れる人が年々増えているようだ。 〔次回 4月21日|その他の合格祈願スポット その2 … 続きを読む

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護国神社

戦前から祀られている日清・日露戦争の戦没者を祭神として、戦後になって沖縄戦の犠牲者の御霊も合祀したのが那覇市の奥武山に所在する護国神社である。 今次大戦で消失した後、1965年になって本格的な復興にとりかかり本殿・拝殿が竣工されている。 現在は秋の慰霊祭、6月23日の戦没者慰霊祭などの祭典が営まれているが、いつごろからか受験シーズンが近づくと受験者の姿が多く見られるようになったようだ。境内には所狭しと合格祈願の絵馬が奉納されている。 〔次回 4月14日|その他の合格祈願スポット その1〕

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沖宮

琉球八社の一つとしてよく知られているのが那覇市奥武山にある沖山権現こと「沖宮」である。 創建時の祭神は霊木だとされ、国家平穏・五穀豊穣・航海安全・船霊神(船の守護神)として国王をはじめ庶民に尊崇された。航海する者はすべて沖宮を参拝してから出港したとされている。 安里八幡宮の境内にあった時代、本殿は国宝に指定されていたが、戦災によって消失し、1975年に現在地に再建された。 現在、境内の敷地内に末社として住吉神社、弁財天宮、権現堂、祖霊舎などがある。家内安全・健康祈願・商売繁昌祈願に訪れる人はふだ … 続きを読む

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波上宮

古くは「波上山権現」とよばれ、厄除け・安産・家内安全・病気平癒(びょうきへいゆ)として信仰されてきたのが那覇市若狭にある「波上宮」である。 創建年代は不明とされているが、察度王代(1368年〜)に薩摩から来島した来重上人が波上宮の別当寺として護国寺を開いたとされていることから推察しても、古い歴史を持つことが理解されよう。 現在は「ナンミン」の名で県民に親しまれ、県を代表する神社の一つとして参拝者も多い。 無病息災はもとより商売繁昌などの諸願成就のために訪れる人が一年中見られるが、受験シーズンとも … 続きを読む

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