サンニンチ、シチニンチ、ジュウサンニンチ

亡くなってから満3年目を「サンニンチ」、満6年目を「シチニンチ」、満12年目を「ジュウサンニンチ」と称して、法要を営む。
イヌイ(1年忌)からジュウサンインチ(13年忌)までを「ワカスーコー」とよんでいる。

仏ダンにウチャトウをあげた後、家族で墓参りをし、迎えの案内をかけるのは「イヌイ」と同じである。また仏前にそなえるお膳料理や焼香客に出す接待料理もイヌイと同じでよい。 ワカスーコーまでは、亡くなった人の追善(死者の冥福を祈ってく陽を積むこと)という意味が強調されるが、次回紹介する「ウフスーコー」からは祝儀という意味が込められるようになる。

なお、本島北部の一部地域や池間島(宮古)などでは「ジュウサンニンチ」を「ウワイスーコー」(終わり焼香)として営み、故人に対するスーコー(法事)はこれで終わりとしているようだ。

〔次回 3月5日|ニジュウグニンチ〕

参考書籍:家庭でつくる 沖縄行事料理とふるまい料理 トートーメーQ&A スーコーとトートーメー

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