スーコー

「ナンカスーコー その1」

沖縄の「スーコー」について。亡くなった日から数えて7日目にいとなまれる法要を「初七日」(ハチナンカ)といいます。ウフナンカの中でも、特に重要視されているのが「ハチナンカ」とよばれる初七日(しょなのか)と、「シンジュウクニチ」とよばれている「七・七日」(しちなのか)です。
ユタになるまで

3 「異常行動の理由」

祖先の霊やカミは、サーダカンマリをとおして生きている者に伝えたいことを知らせるのだと考えられています。いわば、祖先の霊やカミの存在する霊界と人間界の仲だちをさせているというわけです。
しきたり万華鏡

第3回 シラ不浄(ふじょう)

沖縄に古くから伝わるしきたりについて。第3回はお産の忌みにまつわるしきたりです。
トートーメー

四つのルール

沖縄の祖先崇拝である、トートーメー信仰について。サワリ(障り)のない「トートーメー(位牌)の継承」を実現するために考え出されたのが「四つのルール」。その一つである「嫡男(ちゃくなん)による継承」について述べます。
しきたり万華鏡

第2回 イヤ(胞衣〈えな〉)ワレー

沖縄に古くから伝わるしきたり。第2回はイヤ(胞衣〈えな〉)ワレーについて。
ユタになるまで

2 「サーダカンマリ」の判定

幼少時の幻覚症状から医者通いを経て、ユタに「サーダカンマリ」と判定されるまで。
ユタ

沖縄の霊能者

沖縄のユタについて。今やその存在は全国に知れわたるようになり、その特異な能力は霊能者の間でもきわだっています。たわごとの世界だと思える「ユタワールド」ですが、その不思議の世界にひきこまれ抜け出せない人も多いのです。
ユタになるまで

1 「サーダカンマリ」

生まれながらにそなわっている霊力や霊感が人並み以上に強い人のことを「サーダカンマリ」とよびます。しいて日本語にすると「性高い生まれ」と表記することになりますが、今いちピンときません。そのほかにも「ンマリダカサン」(生まれ高い)とか「シジダカサン」(セヂ高い)などとも言います。
人生儀礼

祝い事に見る沖縄的人情悲喜劇

沖縄の人生儀礼・祝い行事について。祝い事につきものの唄・三線の世界もおもしろいのですが、古くから伝えられる風習をのぞき見してみると様々なものがあります。
屋敷の御願

屋敷の神々

沖縄の屋敷にまつわる御願について。不幸がたてつづけに起こったり、思わぬ事故や事件に家族がまきこまれたりすると、沖縄の人びとはその原因を「ヤシチヌアレ」(屋敷の荒れ)という独特な表現でいい表わします。