チヂアキの確認

タキウクシとよばれるウグヮンマーイを行い、ハンジによるチヂアワセをするなかで、カミガミや遠祖・近祖を問わず祖先の霊の中から、自分のチヂガミとなるカミ(御嶽の神やリュウグ神など)や祖霊(四代目前の祖先など)が特定されてくる。 特定されたカミや祖先の霊はチヂガミとして生涯従うかわりにハンジを出すときに必要な霊感をかけてもらい、不必要なときには霊感をはずすことができるようになるとされている。つまりは霊感をコントロールできるようになるというわけだ。 ここではじめて、心身の不調がおさまりカミダーリ状態から … 続きを読む

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チョウブ

チヂアワセを積み重ねることによって、カミダーリの状態に入った者の夢によるシラシや不思議な体験をどのように解釈し、修正していくかということを学びとっていく。 ここまでくると、それまではおぼろげであったカミや祖先の霊の正体がじょじょに明らかになっていく。それと同時に依頼者の求めに応じてハンジ(判示)を出してもよいというカミからの許可がおりるとされている。 いわゆる「カミグトゥ」によって人助けが可能だとする免許が与えられると考えられているようだ。 免許すなわち許可証のことを「チョウブ」とよんでいるので … 続きを読む

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チヂアワセ

カミダーリの初期の段階で、さまざまな声や音が混ざり合って聞こえ苦しむとされている。もちろん、その声や音の正体はおろか、意味も全く不明だという。 ノイズのひどいラジオを長時間聴いているようなもので、その苦痛は他人では理解不能なのであろう。普通の人間だって、雑音のひどいラジオを聴くというのは苦痛以外の何ものでもない。それが長時間繰り返されるというのだから、当人にとっては拷問に等しいのだろう。 しかし、このようなことが繰り返されていくうちに、雑音の中からカミや祖先の声を聞き分けられるようになるというの … 続きを読む

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チヂアキ

カミダーリになった者が自分の守護霊(神)となるカミや祖先の霊などをさぐり当て、決めていくことを「チヂアキ」という。いわば、ユタになるための最後の修行ということになる。 チヂアワセによって自己流の解釈や修正がおこなわれ、ハンジ(判示)を出してもよいというカミからの許可がおりる。 カミからの許可のことを「チョウブ」などともいう。これが俗にいうところの「ユタの免許証」というものだ。 チョウブがおりると、自分のチヂガミとなるカミや祖先の霊などが特定される。 チヂアキに要する時間は各々によってかなりの開き … 続きを読む

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サーダカンマリは遺伝するか?

ユタの多くが身内に人並み以上の霊感の強い者がいるとされている。例外的に当人だけが突然変異のようにシジが高く生まれるということもあるようだが、実際には、当人が知らないだけであって、祖先系譜をたどっていくと何代か前の祖先の中に同じようなサーダカンマリの者がいたというケースが多いという。 研究者のあいだでも、ある程度の確率でサーダカンマリは遺伝すると考えられているようだ。 祖先の霊は、クヮッウマガ(子孫)の中から、サーダカンマリを見つけ出して「シラシ」をすると一般的に考えられている。 それは当然のこと … 続きを読む

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タキウクシ その2

タキウクシは、ユタやサンジンソウなどカミグトゥに精通した者が一緒に回るのが原則だが、経験を積んでいくと、単独で回るようになるようだ。ユタやウグヮンサーを伴うウグヮンマーイは想像以上に出費が嵩む。 経験を積み重ねる中で、カミや祖霊からの請求によるシラシを感じとって、悟る能力が磨かれていく。そして、ウグヮンを入れる場所や手順、方法を学んでいく。それが巷間いわれているところの「ユタの学習」であり「ユタの学校」である。 しかしながら、父母や祖父母といった近い世代の祖先ばかりでなく、かなりの遠祖までさかの … 続きを読む

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タキウクシ その1

タキウクシとは、祖先とかかわりのあったと考えられるカー(井泉)、御嶽、グスクなどの整地や拝所を、カミや祖霊の請求による「シラシ」(知らせ)に従ってウグヮンを入れることである。 ウグヮンを入れる聖地や拝所の数や場所、回る順序もそれぞれによって異なるとされている。それぞれの専用のチヂを持っているわけだから、専用のチヂに見合ったウグヮンをしなければならないとされているからだ。 万が一にも、専用のチヂに見合わないウグヮンを入れた場合や間違った手順で行った場合、あるいはシジタダシ(血筋を整える)をきちんと … 続きを読む

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ウグヮンブトゥチ

年中行事の一つとしておこなわれる「ウグヮンブトゥチ」は、過去1年間に願いごとをした神や仏さまに感謝し、その願をほどくという意味がある。 一般家庭でも、旧暦の12月24日は火の神が上天(昇天)する日とされ、その日にウグヮンブトゥチがおこなわれる。 今回の「ウグヮンブトゥチ」は、祖先がウグヮンしたところを祖先にかわってお礼のウグヮンを入れることをいう。当然、祖先とかかわりのあった聖地や拝所、ゆかりの故地などがウグヮンの対象となる。 仏教で「願」といえば、「目標をたてて、それを達成しようと願いちかう」 … 続きを読む

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フタバウシクミ

何らかの理由で供養を受けないまま放置された祖先の霊がある。このような場合、放置された祖先の霊が眠る場所をさがし当て、遺骸を掘り起こして供養し、祖霊として祀らなければならない。 祖先の霊が放置されていた場所(土地)は死霊によって汚されている(フタバという)と考えられており、そこに御願を入れて清めなければならないのである。 前回の「ウシクミグヮンス」と同じように、フタバの土地をさがし当てることは霊能者以外は不可能だとされている。必然的にユタなどの霊能者の能力に頼らざるを得ないということになるわけだ。 … 続きを読む

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ウシクミグヮンス

グヮンスとは、祖霊を意味すると同時に位牌のことも指す。「ウシクミ」とは押し込めることで「ウシクミグヮンス」とは文字通り押し込められた位牌という意味である。 本来は、グヮンスとして祀られなければならない祖先の霊を、何らかの理由で祀っていない場合をさすことが多い。 具体的には、嫡子(長男)であるのにあやまって私生児として扱われ、祖霊として祀られていないケースなどがあげられる。 このような場合は、本来の地位(嫡子)にもどして供養し、祖霊として祀らなければならない。供養のうけられない霊は、シラシとしてサ … 続きを読む

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