しきたり万華鏡

●祝いごと 第1回 ウブミジ(産水)

沖縄に古くから伝わるしきたりについて。第1回はウブミジ(産水)にまつわるしきたりです。
ヒヌカン

三大民間信仰の一つ

沖縄のヒヌカン(火の神)について。火の神さまと考える人もいるようですが、「fire」(火)ではなく、「sun」(太陽)です。太陽神こそ「火の神」のもとの姿であり、沖縄の家庭でまつられている「ヒヌカン」は太陽神の化身ということになります。
石敢當とシーサー

沖縄的魔よけ文化

沖縄の魔よけの代表格である石敢當とシーサーについて。もともとは重量感のある石づくり、これなどはいかにも中国的です。ところが、観光土産店にいけば、人形大のシーサーも手のひらサイズの石敢當も簡単に手に入ります。
御願めぐり

沖縄の聖地と拝所

沖縄の御願めぐり(拝所巡拝)について。季節を問わず、ところかまわず、地べたにごちそうをひろげ、祈りをささげる人の姿が見られるのが、沖縄風景の一コマです。
トートーメー

トートーメー(位牌)を知ろう

沖縄の祖先崇拝である、トートーメー信仰について。日本社会は家(名)の継承、沖縄社会はトートーメー(位牌)の継承がお家の一大事です。沖縄ではトートーメーを通して、祖先の霊をなぐさめ、その加護を願うのは主婦のたいせつな役目なのです。