タグ別アーカイブ: 琉球国由来記

御殿山

聞得大君の御新下りの際に仮屋が設けられ、規式の行われた聖地の一つである。 『琉球国由来記』によれば、浜の御殿(御殿山)の神名は「アマオレツカサ」で、天女が天降りした場所と記されている。 古老の伝える話では、天女の身ごもった子は死産であったとする説と、無事に生まれはしたものの、お側人によって海に流されミズスルル(タジク)・タイワンダイ(マジク)となって浜に寄ってくるのだという説がある。 戦前までは小高い丘になっており、アダンなどの樹木が茂り、りっぱなお宮があったという。そのお宮も今次大戦で消失して … 続きを読む

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ギィスの寺(ティラ) その2

『琉球国由来記』の中にその所在が記録されている権現社の一つで、その昔から霊験あらたかだということで、むら人にも尊崇されてきたという。 中城近隣に所在するほかの権現社、すなわち「渡口のティラ」・「安里のティラ」・「津覇のティラ」が今なお多くの人びとに尊拝されているのに比べると、忘れ去られてしまったようだ。それでも、子孫繁栄と家族の健康祈願に訪れる人がいるようで、参拝者の残した線香などを見ることができる。 由緒ある権現社の一つであり、たいせつに保存したいものである。 なお、首里城から中城グスクの正門 … 続きを読む

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東御廻りの順路

『琉球国由来記』には、1年おきに国王が知念玉城を親拝すること、東方へ巡幸しない場合は、弁ヶ嶽の遥拝所で遥拝したことが記されている。その順路についての詳述はないものの、現資料を総合的に検討してみると、首里を出ると南風原を通過して大里(現与那原)にいたり、さらに東方(あがりかた)の知念・玉城の聖地を巡拝し、首里にもどるコースとなっている。 園比屋武御嶽→与那原親川→佐敷馬天御嶽→佐敷上グスク→知念ティダ御川→斎場御嶽→知念グスク→知念大川→アイハンタ御嶽→薮薩御嶽→浜川ヤハラ司・潮花司→浜川受水・走 … 続きを読む

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天つぎあまつぎの御嶽 その1

古代祭祀の祭場としてもよく知られているのが、玉城グスク内にある霊地「天つぎあまつぎの御嶽」である。 玉城グスクは。中山英祖王統4代目の玉城王(在位1314〜36年)が拠点とし、グスクの修築拡大を行ったという伝承をもつ古グスクの一つである。 グスクの象徴ともなっている石門と主郭に相当する一の曲輪の石積み、それにわずかばかりの遺構のみが見られるにすぎないが、今なお、古代祭祀の祭場として人びとの信仰が厚い「天つぎあまつぎの御嶽」のあるグスクとして訪れる人も多い。 腰をかがめて石門をくぐるとグスクの主郭 … 続きを読む

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