タグ別アーカイブ: カミグトゥ

カミグトゥの始まり その2

簡単に「カミグトゥの始まり」とは言うものの、ことは容易なことではない。 カミダーリ状態になった瞬間から、当人の苦しみは始まり、まわりの者に多大な迷惑をかけるのがふつうだからだ。そのうえさらに、カミグトゥとなると払う犠牲は大きい。 主婦であれば家庭崩壊につながり、職についている者であれば仕事の継続が難しくなる。ユタに離婚した者が多く、キャリアを棄て去った者が多いのはそのことが原因している。 もちろんそればかりではない。ユタグトゥはかなりの出費がともなう。経済的な負担が追い打ちをかけることになる。そ … 続きを読む

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カミグトゥの始まり その1

心身の不調がつづき、医者に診てもらっても原因不明、症状の改善もみられない。当人の苦痛は一向におさまらず、異常な行動が改善される気配さえない。 こうなると、家族やまわりのものはたまりかねてユタにかかることになる。俗にいう「ユタ通い」である。言うまでもないが、一人や二人のユタでは満足する結果は得られない。 「ムンナレーシーガー イチュン」とか、「ハンジをとりに行く」が口ぐせとなり、方々のユタを訪ね歩くことになる。もちろんのこと、時間もお金もかかる。 それぞれのユタの出す「ハンジ」(判示・判断)を「ヒ … 続きを読む

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カミダーリ

サーダカンマリの者が精神的に不安定な状態のときに、カミの霊が憑依し、はたから見ると狂人(フリムン)にも似たような行動をとる状態を「カミダーリ」とよんでいる。それだから、一般人にはカミダーリと狂人を見分けることはとても困難だといえよう。 あてもなく彷徨し、死者の霊をみたとか、死者にあったなどとあり得ないことを口走ったりすると、通常は気がふれた者(ターリングヮ)と見なされる。ところが、それが「カミグトゥ」(神々のこと)にかかわる場合は「カミダーリ」と判断されるケースが出てくるわけだ。さりながら、「カ … 続きを読む

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チョウブ

チヂアワセを積み重ねることによって、カミダーリの状態に入った者の夢によるシラシや不思議な体験をどのように解釈し、修正していくかということを学びとっていく。 ここまでくると、それまではおぼろげであったカミや祖先の霊の正体がじょじょに明らかになっていく。それと同時に依頼者の求めに応じてハンジ(判示)を出してもよいというカミからの許可がおりるとされている。 いわゆる「カミグトゥ」によって人助けが可能だとする免許が与えられると考えられているようだ。 免許すなわち許可証のことを「チョウブ」とよんでいるので … 続きを読む

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17 「カミグトゥへの抵抗」

カミダーリを脱け出すためには「カミグトゥ」は必須の条件だと思い知らされても、おいそれとはカミグトゥを始めるわけにはいかない事情がある。 カミダーリの状態に入った瞬間から、当人の苦しみが始まり、家族や回りの者には大きな迷惑をかけることになる。そのうえにさらに、カミグトゥとなると、その払う犠牲があまりにも大きすぎるからである。 一家の主婦であれば、家事育児を投げ出し夫婦仲も険悪になる。その結果、一家離散ということにもなりかねない。事実、ユタの多くが離婚経験者である。 仕事に就いている女性であれば、よ … 続きを読む

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16 「カミグトゥの始まり」

カミグトゥというのは、祖先やカミに対する供養や御願全般のことをいう。心身の不調が続き、現代医学では原因をつきとめることができない。それなのに当人は苦痛を訴え、異常行動はおさまる気配を見せない。  そうなると、思いあまった家族はたまりかねてユタにかかることになる。いわゆる「ユタ通い」が始まることになる。当然のこと、一人や二人のユタではない。  「ムンナレーシーガ イチュン」(物習いに行く)とか、「ハンジをとりに行く」などといって、方々のユタを訪ね歩くことになる。その結果、カミダーリ状態に入ったこと … 続きを読む

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4 「カミダーリ」

サーダカンマリが精神的に不安定な状態のときに、カミや祖先の霊がのりうつり、はた目からみると、「フリムン」(狂人)にも似たような言動をとる状態を「カミダーリ」とよんでいる。一般の人にとって「フリムン」と「カミダーリ」をみわけることはとてもむずかしいとされている。また、いつの時点からカミダーリに入ったかを判断するのもむずかしい。 ユタによっては、ある特別の体験をきっかけにはっきりとカミダーリに入ったと認識するものもいるようだが、ほとんどの場合、知らず知らずのうちにカミダーリの状態になっていくようであ … 続きを読む

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