兼城のスムガーブンギン

報得川(糸満市)に架かる兼城橋を渡り、右手高台の集落に向かう道路沿いに鉄パイプづくりの鳥居の建つ小広場がある。大ぶりの鳥居の先にウコールが設置され、その背後は洞くつとなっており、小ぶりながら発達した鍾乳石が見られる。

洞くつ入口に設けられたセメントづくりの階段を下り降りると、岩をセメントで塗り固めたような祭壇があり、台上にウコールが安置されている。狭く横長にひろがった洞くつ内にも数基のウコールがある。

旧暦の9月には集落による「子育て祈願」が現在も行われているが、年々参加者が減少しているのが現状のようだ。
17世紀に成立したとされている農村地区の16の権現社の一つとされる歴史ある拝所であることを知って居る人も少なくなってきたようだ。

〔次回 12月30日|喜屋武のプトゥキヌメー〕

参考書籍:沖縄の拝所 沖縄の聖地

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