ヤハラヅカサ・潮花ツカサ

沖縄でも有数のパワースポットとして知られる百名の浜川原海岸に所在する。琉球の祖霊神・アマミキョが東海楽土(ニライ・カナイ)の大東島(ウフアガリジマ)からやってきて、第一歩をしるしたのが「ヤハラヅカサ」である。そして海の彼方のニライ・カナイへ向かって「お通し」(遥拝)するところが「潮花ヅカサ」である。

ヤハラヅカサはリーフ近い海上に石碑が建ち、潮が満ちれば海中に没し、干けば姿をあらわす。
潮花ツカサは海岸沿いの大岩上のガジュマルの根元にウコール一基が安置されている。
いずれも、かっては国王や聞得大君も参詣した琉球開びゃくにまつわる聖地だが、子授けを願う人びとが拝む霊地でもある。

〔次回 7月22日|真栄平のティラ〕

参考書籍:沖縄の聖地

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