屋敷の御願あれやこれや

屋敷神の祠を安置しているのは、本島では南部の糸満市、南城市大里、そして北部の大宜味村の一部地域である。周辺離島では座間味島、先島では宮古島に見られる。もちろんそれ以外でも祠を安置している地域があると予想されるのだが、実際に確認していないので不明としかいいようがない。

祠の形はほとんどのものが家型の小ぶりなものである。中には平たい自然石、いかにも業者がつくったと思われるセメントづくりの祠も見られる。変わったところでは、海石3個を並べて屋敷神(大宜味村)としている家もある。

屋敷神の祠を安置しているところでは、毎月の「チィタチ・ジュウグニチ」は線香をあげて祈願しているようで、火の神と同様な拝み方をしている。おもしろいのは、「屋敷の御願」のとき必ず屋敷神の祠を拝むとは限らないことだ。屋敷のフシウンが弱いときなどに拝むという。

〔次回 9月30日|屋敷の方角〕

参考書籍:琉球風水 福を招く家づくり墓づくり 絵でみる 御願365日 まるごとわかる!ユタ 三山とグスク

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