第13回目 家の向き

古くから沖縄では、背後が高く前の方が低くなっている地形は、屋敷地としてよいとされてきた。 このことは風水上からも、屋敷の背後から前方向へと「気」が流れるので屋敷の条件としてはよいとされているようだ。 家の向きは言うまでもないことだが、伝統的な「吉方位」を基本として十二方位の中心に当たる方角はさけたようである。 かみくだいて言えば、午(南)の方位を基本としながらも、その中心に当たらないように巳(南南東)あるいは未(南南西)の方角に少しずらして家の向きをとるということだ。 また、ジョウ(門)とトートーメー(仏ダン)が一直線にならないように工夫しなければならないとされていた。 ジョウから入ってきたときに真正面にトートーメーが見えてはいけないとされていたのである。  (下図-クリックで拡大) 〔次回 12月12日|第14回 墓の向き〕

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