「ナンカスーコー その1」
亡くなった日から数えて7日目にいとなまれる法要を「初七日」(ハチナンカ)という。以後49日(シンジュウクニチ)までいとなまれる計7回の法要を「ナンカスーコー」とよんでいる。 古くからのしきたりでは、ナンカスーコーのうち奇数回(初・3・5・7)目のスーコーを「ウフナンカ」といい、偶数目(2・4・6)目のスーコーを「マドゥナンカ」という。 ウフナンカの場合は、弔問客も近親者から友人までおよび、仏前にそなえる重箱も「チュクン」(一組)とするのがふつうである。 それに対し、マドゥナンカの場合は身内だけですませるところが多く、そなえる重箱も「カタシー」(チュクンの2分の1)にするのがふつうである。 ウフナンカの中でも、特に重要視されているのが「ハチナンカ」とよばれる初七日(しょなのか)と、「シンジュウクニチ」とよばれている「七・七日」(しちなのか)である。 今回は、「ハチナンカ」について話をすすめることにする。 49日のおこりは、出家したお釈迦さまが、座禅をくみ悟りを開くのに要した日数だとされており、悟りの心境を静かに味わい、喜ぶこと7日間におよんだという故事に由来したものである。それが7日ごとの供養になったと伝えられている。 初七日の朝一番に家族だけで墓参りをする。 ●用意するもの ウチャトウ・水・酒・シルカビ・ウチカビ・線香・重箱(カタシー) 【注】重箱はもち15個(3×5)と、おかず7品または9品の一重ねずつ。ただし、重箱はそなえない地域もある。 ●仏前にそなえるもの 水・酒・ムイグァーシ(7種類の菓子一対)・果物(一対)・ハーガー(一対)とダーグ(一対)・重箱(チュクン)・精進料理 初七日の翌日には、祭だんをかたずけ、その後に「後飾り」を設置する。後飾りには花・ウコール・灯明(ローソク)・果物などをおそなえし、遺影を飾り、シルイフェーを安置する。 最近は、沖縄でも「ハチナンカ」には坊さんをおよびし、読経をあげてもらう家がふえたようだ。特に都市地区ではその傾向が強い。








