第15回 暦による吉方位と凶方位 その1

陰陽道で暦の吉凶を司る八つの神さまのことを「八将神」(はちしょうじん)という。
 八将神はその年の干支によって存在する場所を変えていくとされていることから、干支によって吉方位と凶方位が変化することになる。それだから、今年は吉方位であっても必ずしも来年も吉方位となるとは限らないということだ。

●八将神
1)太歳神(たいさいじん)
 方角を司る吉神。その年の干支と同じ方位に存在するとされている。
 今年は、卯年だから卯の方角に太歳神がいることになる。来年(2012年)は辰の方角ということになる。
2)大将軍(だいしょうぐん)
 荒々しい凶神。3年間は同じ方位に留まるとされている。寅卯辰の3年間は北の方角に大将軍が存在することになり、来年までは北の方角は凶方位ということになる。
3)大陰神(だいおんじん)
 太歳神の妃で、太歳神の3年前を進む女神とされている。来年は辰年だからその3年前の未の方角に大陰神が存在することになる。
4)歳刑神(さいきょうじん)
 土地の神さまで、この方角で土を動かすと大凶を招くとされている。

〔次回 12月26日|第16回 暦による吉方位と凶方位 その2〕

参考書籍:まるごとわかる!ユタ

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