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33年年忌後の位牌の取り扱い
近年は、33年忌のウワイスーコー(ウワイズーコーとも)をすませても位牌を処分せず、そのまま安置しておくのが一般的になってきた。 33年忌が終わると故人の霊は浄化され、ウヤグヮンス(祖霊神)の仲間入りを果たし、残された子孫の守り神となると信じられている。 33年忌の際にたきあげる「ウティンジカビ」の煙に故人の霊が乗り移って昇天し、神さまになるという儀式中にもよくあらわれている。 祖霊神の仲間入りを果たした故人の霊は個性を失うわけで、追善供養も終了ということになる。従って、故人をまつった位牌も処分し … 続きを読む