タグ別アーカイブ: トゥシヌユール

年中行事の中の魔よけ

年中行事の中で魔よけを本旨とする行事としては「シマクサラシ」・「浜下り」・「五月五日」・「ヌーバレー」・「シヌグ」・「ヨーカビー・シバサシ」・「節」・「ムーチー」・「トゥシヌユール」などがある。 シマクサラシでは動物(牛や豚)の生き血をぬりつけた小枝をさす。浜下りでは禊ぎや払いを目的として海水に手足をひたす。 5月5日(グングヮッチグニチ)では邪気を払い、無病息災を叶えるためにあまがしにしょうぶの葉をそなえる。 ヌーバレーは、集落内に徘徊する死霊を追い払うためにエイサーや獅子が集落内を清める。

参考書籍:沖縄の魔よけとまじない

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生活の区切り その2

ソーグヮッチ(正月)にはじまり、シチグヮッチ(お盆)をはさんで、トゥシヌユール(年の夜)でしめくくる一年間の行事をつぶさに見ていくと、季節の変わり目である節句が見事に反映されていることが分かる。と同時に農作物の種まきから収穫に至るまでの生産活動とも密なつながりをもっていることも理解できよう。 重労働から解放され、日ごろ味わえないごちそうに舌鼓を打ち、娯楽に打ち興じることが許される日であり、果てることのない日々の生活に大切な区切りをつける日であったといえよう。 〔次回 6月29日|形式を持った儀式 … 続きを読む

参考書籍:家庭でつくる 沖縄行事料理とふるまい料理 沖縄祝い事便利帳 絵でみる 御願365日

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