第7回 ヒジャイナー

ワラで左綯(ひだりな)いするところから「ヒジャイナー」とよばれている。俗にいうところの「注連縄」(しめなわ)のことで、かっては産室にはった。 生まれてくる赤ちゃんの魂が魔ものにとられないように、という魔よけの意味がこめられていた。 現在でも、御嶽などの拝所のおびづなをヒジャイナーでかこみ、神域を画している。 〔次回 3月14日|第8回 マンサン(満散)ユーエー〕

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