屋敷の御願

屋敷の御願

2月と8月の屋敷の御願

沖縄の屋敷にまつわる御願について。一般的に家庭の主婦が司祭する屋敷の御願は、旧暦の2月と8月の彼岸の入りをめやすとしておこなわれるものと、旧暦の12月24日の「御願解き」(ウグヮンブトゥチ)といっしょにおこなわれるものがあります。
屋敷の御願

屋敷の御願

沖縄の屋敷にまつわる御願について。屋敷の御願をいとなむときの方法や時期は、地域によって若干の違いがあります。本島地方では旧暦の2月と8月の彼岸入り前後の年2回とする地域が多く、そのほかには、同じく旧暦の12月24日にいとなまれる「ヒヌカンの上天の拝み」や「御願解ち」の際にもおこなうところもあります。
屋敷の御願

屋敷の神さま

沖縄の屋敷にまつわる御願について。沖縄では家・屋敷を屋敷神と呼ばれる神々が守られていると信じられています。屋敷の四隅にいると信じられている「ユシンヌカミ」や門口にいると信じられている「ウジョウヌカミ」など、総じて「ヤシチヌカミ」と呼ばれています。
屋敷の御願

屋敷の神々

沖縄の屋敷にまつわる御願について。不幸がたてつづけに起こったり、思わぬ事故や事件に家族がまきこまれたりすると、沖縄の人びとはその原因を「ヤシチヌアレ」(屋敷の荒れ)という独特な表現でいい表わします。