普天満山権現

縁起によれば、自分の身を売ってまで夫につくした妻に観音の加護があったという話を伝え聞き、人びとが参詣するようになったと記されている。

洞くつ内に「竜宮神」(ニライカナイの神)や「火の神」など古くから信仰されている琉球の神々を祀ったことにはじまり、その後に熊野権現を合祀したと伝えられている。

洞くつ内へは、社殿横による授与所にて記帳後に、巫女が案内してくれる。勝手に入ることはできない。
洞くつ内に至る小さな階段を下り降りると、右手の岩壁に「ビジュル」と呼称される石体があり、正面中央に奥宮が建ち、その左側に「竜宮神」、右側に「火の神」が祀られている。奥宮には普天満権現とよばれていた時代の霊石3体が祀られている。

〔次回 12月15日|普天満山権現 その2〕

参考書籍:沖縄の聖地

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