グングヮッチグニチとヒヌカン

あまがしにしょうぶの匙(葉っぱでも)を添えて、火の神、祖霊に供えて、邪気を払い家族の健康を祈願する。

あまがしは邪気を払ってくださる神さまへの供えもの、しょうぶの匙や葉っぱは邪気や悪疫をしりぞける力があると信じられている。
琉球國由来記』にも「飴粕」(アマガシ)と菖蒲酒を先祖・カマド神に供える」とある。

中部では、しょうぶの葉を頭やお腹に巻いて邪気を払う風習や、頭や腰にしょうぶの葉を巻きつけて悪魔が来ないようにという祈願する行事が伝えられている。
本土では5月5日は「端午の節句」でしょうぶやよもぎで邪気を払い、柏もちやちまきなどを食べる風習がある。

〔次回 2月8日|グングヮッチウマチーとヒヌカン〕

参考書籍:家庭でつくる 沖縄行事料理とふるまい料理 絵でみる 御願365日

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